スプレッドシートで関数を使った斜線の引き方
今日も良いスプレッドシート日和ですね。
そんなことより皆さんはどうやって斜線を引いていますか?
Excelならデフォルトで楽に引けるようになっていると思いますが、スプレッドシートにはそんな高級なものは用意されていません。
なので、おそらく大体の方は諦めるか図形の挿入を用いて置いていると思います。
今回書くのは表の左上が空いたときになどに使える斜線を引く技を紹介したいと思います。
/ここに斜線/ | 項目 | 項目 |
---|---|---|
系列 | 値 | 値 |
系列 | 値 | 値 |
青字のところに斜線を引きたいけど、図形だと自分で描かないといけないし面倒。
そんなときに使うのがセルに小さな表を挿入することができるSPARKLINE関数。
本来はこういった使い方をする関数ですが、これの引数を変えることで斜めに線が引くことができます。
書き方
書き方は至ってかんたんで
ラインを引きたいところに=SPARKLINE({0, 1})
と入力するだけで
このように斜線を引くことができます。
因みに=SPARKLINE({0, 1})
の引数{0, 1}
を{1, 0}
へと変えると線が反転します。
さらにSPARKLINE関数には、まだ引数が入力できて、色を変えることができます。
例えば=SPARKLINE({0, 1}, {"color", "white"})
と入力すると
白い線を引くことができます。
これは、{"color", "white"}
というオプションの引数を追加したからで
white
の部分をred
やgreen
などに変更してみるのもいいかもしれません。
色の指定は英語以外にも16進数にも対応しています(例えば青だったら#00FF00
)
その他にも線の太さを変えるには
"linewidth", 3
を追加して、=SPARKLINE({0, 1}, {"color", "white"; "linewidth", 3})
になります。
もし"color", "white"
のような他のオプションが前にある場合はセミコロンを付けることを忘れないでください。
"linewidth", 3
の3
の部分が線の太さなので自由に変えてみてください。
これは関数なため、線の上や下に文字を結合したり、バックグラウンドに画像を表示したりなどができません😫
残念ですが、スプレッドシートに罫線の追加ができる日を首を長くして待つしかないですね. . .
以上、クソ記事を閲覧頂きありがとうございました!!